1952-02-02 第13回国会 衆議院 予算委員会 第7号
私見として申し上げますと、自由経済を基盤として経済の計画はあり得るので、そのやり方というものは、大体特定部面に対する奨励あるいは特定部面に対する制限、そうしてまた国家信用というふうなものを使つて物資の需給調整をやる。むろん基本的計画としては、大きい意味の国家財政計画がある。
私見として申し上げますと、自由経済を基盤として経済の計画はあり得るので、そのやり方というものは、大体特定部面に対する奨励あるいは特定部面に対する制限、そうしてまた国家信用というふうなものを使つて物資の需給調整をやる。むろん基本的計画としては、大きい意味の国家財政計画がある。
そこでなるほど、生産の計画を何年にどうするというような計画を立てると同時に、消費の面においても使用制限あるいは使用の禁止あるいはまた輸出の制限等、もちろんこれを常時やるわけではありませんが、そういう意味の安全弁を場合によつては考慮する必要があると思いますし、またこれは後ほど大蔵大臣にも伺いたいと思いますが、国家信用というものを、短期なものでいいのでありますから、そういうものを使つて物資の需給調節をする